新聞販売業界の用語集を書いてみます。
今回はカード(契約書)の種類と呼び方について。
販売店によっても多少呼び名や種類が異なりますが、大体同じだと思います。
新勧(しんかん)カード料:☆☆☆☆☆☆
無読で、転入など「今まで契約したことが無い人」または「一定期間、新聞を契約していない人」から契約を貰うこと。契約を貰うのが難しい為、カード料も一番高い。
起し(おこし)カード料:☆☆
無読で、1年以内に契約が終了したお客様から再度、契約を貰うこと。無読から頂く契約だがカード料は安いのが特徴。止まったばかりのお客様なので比較的契約しやすいということなのだろう。実際はそう甘くはないが…
先オコシ(さきおこし)カード料:☆☆☆
現読で契約終了後、他紙の契約が入るため継続が出来ず、その他紙の後の予約契約を貰うこと。交代読者からは比較的契約を取りやすいカード。オコシよりカード料が若干いい為、現読のうちに予約の先オコシを貰うことが多い。
初継続(はつけいぞく・はつしばり)カード料:☆☆☆☆
新勧で上がったお客様の初めての継続契約。また移転通報で来たお客様の最初の契約。一回だけしかない契約。初めてのお客様は継続が難しいと思われていることから、カード料は高め。更新月数が長く取れれば、かなり美味しいカードになる。
シバリ(しばり)カード料:☆
何年も途切れず購読してくれているお客様から、引き続き継続の契約を貰うこと。もう読みなれている新聞を変える可能性が少ない為、非常に簡単に契約を貰えることが多い。カード料は一番安い。
予約継続(よやくけいぞく)カード料:☆☆☆☆☆
現在無読で、新勧・オコシ・先オコシで予約契約を貰っていて、その予約契約の後の継続契約。まだ読んでもいない状態から更新の契約を貰うので、難易度が非常に高い。その分、カード料も新勧に続いて高い。
カードの種類は、大体上記のとおりとなります。
継続のカードをシバリという辺りが、新聞屋さんの人間性を疑われちゃいますよね。縛り上げるという意味のシバリですからね・・・。昔は怖い人たちが拡張員をやっていたなごりなのでしょうか。
次は、その他の新聞業界用語を書きますね。
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